3.新婚旅行で飛行機が遅延!モスクワに足留め

新婚旅行でフライトが遅延したため、モスクワに足留めとなった私たち。

夜中にモスクワのシェレメチェヴォ空港に到着し、次の便がいつなのか把握できぬままに空港のカウンターになんとなく並ばせられました。

この時点で日本語の通じるスタッフはいません。

ただ成田からの便だったのが幸いで、並んでいる乗客の大半が日本人で少しは安心感がありました。

ツアーの添乗員もいましたが、私たちはツアーの客ではないので頼ることはできません。

こんなトラブルは初めてだったので、カウンターで何をしなければならないのかよくわからぬまま、とりあえず並んでいたという感じでした。

カウンターのスタッフは若く、見た目も態度もあのt.A.T.uのようで、スタッフ間で無駄話もしています。

こちらも予定変更とフライトで疲れ切っているから、早くしてほしいのだけど、タラタラ仕事をしているように見えてしまいます。

英語もまともに話せないのに、こんな子たち相手に(カウンター嬢のこと)どう説明しようかと緊張して並んでいましたが、チケットを見せると自動的に翌朝のウィーン行きの便に振り替えてくれました。

どうやらアエロフロート側でホテルも用意してくれるらしいのです。

空港で一夜を過ごさなければいけないのかと思っていたので、ホッと一安心でした。

当たり前なのでしょうが、経験がなかったことなので不安でした。

もともとのフライトでも乗り継ぎ便まで4時間の空きがあったので、モスクワの街へ出られるかな〜なんて漠然と考えていて、やはり難しいだろうなとは思っていたけど、まさか足留めを食うとは思っていませんでした。

まあ深夜だし、いくら時間があっても街へ出るような状況ではありませんが。

モスクワに1泊

飛行機が遅延したとはいえ、所詮はトランジットなので預けた荷物は戻らないままホテルにバスで移動します。

現地ではてっきりシェレメチェヴォ空港内のホテルかと思っていたのが、ノボテルという空港にほど近いホテルだったようです。

乗り継ぎがうまくいかなかった時に利用されることもよくあるらしいです。

バンケットルームに通され、あまり美味しくない夜食がでて、翌朝のフライトに合わせてモーニングコールします、というようなやりとりをホテルスタッフとして、各々の部屋に退散となりました。

綺麗なホテルでしたが、部屋からロビーが見えるため、明かりが漏れて落ち着きませんでした。

夫はどこでも寝られるタイプなので、すぐに眠っていました。

うらやましい……無神経で。

翌朝は約束通りモーニングコールで起こされ、バンケットルームで朝食をとりました。

コワモテの乗務員がいるシャトルバスで再び空港へ向かい、ようやく機上の人となりました。

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