私たち夫婦が新婚旅行先に選んだのはギリシャ。
日本からギリシャには直行便がないため経由便を探すも、なかなかいい便がなく、最終的にアエロフロート航空でウィーンに飛び、そこで2泊ほどしてからオリンピック航空でアテネに向かうことにしました。
経由地をウィーンにしたのは、せっかくの新婚旅行だからヨーロッパらしい、ロマンティックに過ごせそうな都市へも行きたいという思いもあったから。
よくばり新婚旅行
今にしてみるとよくそんなに休めたなと思うほどですが、時間は2週間とたっぷりありました。
だからしたかったことを好きなだけしようと予定を組んだ結果、壮大な旅行になってしまいました。
新婚旅行でやりたかったことリスト
- ウィーン楽友協会でコンサート鑑賞
- ウィーンでオペラ鑑賞
- ウィーンのカフェでお茶
- ウィーンのホイリゲでワイン
- ギリシャ遺跡観光(アテネ、メテオラ、クレタ島)
- エーゲ海クルーズ
- サントリーニ島で夕日
- サマリア渓谷でトレッキング
訪れた国もトランジットを含めると、ロシア・オーストリア・ギリシャ・トルコの4か国に及びました。
私たちが搭乗したアエロフロート便は安いけど、実はあまり評判はよくありません。
姉がかつて搭乗した時はソ連が崩壊した直後で、預けた荷物から物が抜かれていた、なんて話も聞いたことがありました。
でもさすがにロシアももう豊かになってきたし、そんなことあるの?と半信半疑で予約をとってみたのです。
そして出発当日、正午の便に搭乗するために成田へやって来た私たちは早速のトラブルに見舞われます。
機体の整備で予定通りに飛行機が飛ばないというのです。
12:00のフライトが16:00に遅延。
となると、時差込みで当日中にウィーンに到着するはずだったのがそれも叶わず、翌日の到着となってしまいます。
つまりウィーンのホテル代1泊分がパーになるということ。
(そんなに高くないんですけどね……)
その辺、航空券を手配した代理店に補償を問い合わせたものの、直接アエロフロートに言ってください、と言われてしまいました。
結局成田では特にクレームはつけず、ていうかクレームの付け方なんてわからないし、ここはそのままにして搭乗するしかありません。
そして同日の夜中にモスクワのシェレメチェヴォ空港に到着となりました。

アエロフロートに乗って唯一おもしろかったのは機内放送。
一人、とても善良そうなロシア人CAがいて、一生懸命覚えたであろうたどたどしい日本語で機内放送をするのですが、それがところどころおかしな日本語になっていて、聴いているとズッコケてしまう私たちでした。
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