新婚旅行でモスクワに足留めを食いながら、1日遅れでウィーンに到着した私たち。
ウィーンでは軽い観光を済ませたあと、いよいよギリシャへ。
ギリシャからの復路も再びウィーンで乗り継ぐことになっているため、カフェやホイリゲの楽しみはその時に残しておきました。
ウィーンからはオリンピック航空のアテネ行きの便に乗り込みます。
なぜこのルートになったのかというと、ギリシャへは日本からの直行便がないため。
わざわざモスクワとウィーンの2箇所で乗り継ぐ必要性はなかったのかもしれません。
でも時間があったし、新婚旅行でどこかヨーロッパらしい都市へも行きたかったのです。
オリンピック航空のチケットはネットで手配しました。
のちのち帰りの便のリコンファームのことで頭を悩ますことになるのですが、それはまた後日あらためて。
ギリシャに入国、ホテルはアテネでも危険なエリア
ウィーンからアテネまでは約3時間のフライト。
飛行機に乗ると、女の私でもみとれてしまうようなギリシャ美人のCAがいます。
イタリアでもギリシャ人を見かけたけど、エキゾチックで本当に美しかったです。
そりゃ美女を巡ってトロイア戦争も起こりますよね。
ちなみに海外の航空会社だとCAはおばちゃんやお兄さん(おじさんもかな)も結構いたりします。
機内ではたぶんバクラヴァというのでしょうか、甘い蜜がかかったパイのようなお菓子が出ました。
甘すぎて苦手な人も結構いるみたいですが、黒蜜をたっぷりかけるのが好きな私は結構好きで、ハマりました。
この頃になると夫も体調が回復し、モスクワで足留めを食ったことも半ば笑い話になってきて、純粋に旅を楽しめるようになってきました。
ギリシャに近づくと、上空から見下ろす景色が荒涼としていて、以前訪れたシチリア島の、まるで火星のような景色の車窓が思い出されました。
私のイメージしていた青いエーゲ海、白壁の家(上空からじゃわからないけど)とはかけ離れていました。
アテネに到着し、中心のシンタグマ広場までは、荷物もあるのでとりあえずバスで移動することにします。
所要時間は1時間ほど。

シンタグマ広場からはホテルのあるオモニア広場周辺までタクシーに乗ります。
オモニアが危険なエリアらしいという情報は事前にガイドブックで得ていました。
でも現実は予想を超えていたのです。
到着してみると、ホテルの向かいにあるバーになんと銃弾らしき痕が……
それでかなりビビってしまい、ホテル自体の信用もなくなり、スーツケースも絶対開けられないようにと、出かけるときは必ずカギをかけていました。
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