新婚旅行記で、搭乗するアエロフロートが遅延し、予約していたウィーンのホテルが1泊分パーになったことを書きました。
その後日談を書こうと思います。
成田では出発前に、航空券を手配した代理店に補償を問い合わせたものの、直接アエロフロートに言ってください、と言われ……
目的地のウィーンでは、たまたま見かけたアエロフロート航空のオフィスにクレームを付けに行くものの、ベテランっぽい女性スタッフに「なぜ今さら?その時に言えばいいのに」という感じであしらわれ……
日本に帰国後、重い腰を上げて、アエロフロート日本支社に問い合わせてみました。
どうせ却下されるだろうなと思っていたところ、意外な回答が!
クレームの内容を手紙に書き、ホテル代の明細とともにアエロフロート日本支社に提出してくださいとのこと。
クレームの内容はロシア語に翻訳して本社に送るらしいです。
でもなんだか面倒くさいな、と思ったのも事実です。
ムダになりそうな気もするし。
それでも一応、クレーム文書を作成して請求してみることにしました。
ホテル代の明細はネット予約でカード決済だったので、以下のものを提出しました。
- ネット予約の際の確認メール(その日に実際に予約していたことを証明するため)
- 請求が記載してあるカードのWEB明細を印刷したもの(実際には宿泊していない分なので、キャンセル扱いでカードに課金されており、ホテルでもらう領収書がなかったため)
これらを用意して、虎ノ門の琴平タワーにあるアエロフロート日本支社まで持って行きました。
すると1か月くらい後だったでしょうか、返金しますという旨の手紙が届きました。
振り込みではなく、また虎ノ門へ直接受け取りに行きました。
ロシアは共産主義だし(今は共産主義とは言えないのかもしれないけど)ロシア人も厳しそうだから、なんとなく却下されると思っていたのです。
日本円にして10801円でしたが、実際には1円多い10802円を返金してもらえました。
言ってみるもんです。
のっけからトラブルに見舞われた新婚旅行でしたが、ちゃんとホテル代が戻ってきて、締めくくりはそう悪くはなかったです。
コメント